会社の飲み会が強制参加なのに会費は自己負担で残業代も出ないって、何かおかしくないですか?

会社の飲み会に欠席しまくっていたともぽんです。

 

会社員時代に私が嫌だったこと、それは「飲み会」です。

歓送迎会、忘年会、新年会、親睦会、決起大会、、など職場の飲み会は年中ありました。

 

職場の人たちとのコミュニケーションの場として、決して飲み会自体を否定しているのではありません。

 

でも、会社員時代の上司がこんな事を言っていました。

  • 一緒に酒を飲んでこそ、コミュニケーションが深まるというものだ
  • 酒を飲まないと相手の本音がわからないだろう!
  • 飲み会は会社の行事なんだから、参加するのが当たり前だ

 

 

(・・? 体質や病気の理由でお酒を飲めない人はどうするんですか?

介護や育児など家庭の事情で参加できない人はどうするんですか?

酒を飲まないと本音が話せないのは、その程度の関係だからでは?

飲み会に参加できない人とはコミュニケーションが取れないのですか?

 

疑問はたくさんありますが、私が飲み会に参加したくなかった理由は「仕事が終わったら早く帰りたい」からです。

20代前半くらいの若いころはまだ飲み会は楽しいと思ったので積極的に参加していました。

 

でも、ただでさえ残業が多くて毎日帰宅時間が遅くなるのに、早く帰れる日くらいは帰りたいと思うようになりました。

 

飲み会の強制参加と任意参加の違いは?

 

先ほども言いましたが、私は「飲み会」の存在自体を否定しているのではありません。

行きたい人だけ行けばいいと思っています。

ですが、会社員時代に上司から社内メールでこのようなお達しがありました。

    • 飲み会は会社行事なので必ず参加してください。
    • 飲み会の参加率も評価対象になります。 
    • 参加できない場合は他の参加者全員が納得する理由を説明してください

 

口頭ではなくメールではっきりと書かれています。

ポイントは「必ず参加」「評価対象になる」です。

 

社内行事として必ず参加しなければならなくて、しかも評価対象になるのは「強制参加」です。

そうではなく「参加できる人は参加してください」や「出欠の確認をします」など参加・不参加を選択できるなら「任意参加」です。

 

飲み会の強制参加って法的に問題ないの?

 

強制参加が法的に問題がないかどうかの分かれ目は、業務として必要かどうかです。

 

例えば、よくある接待です。

取引先を接待する場合に飲み会の席を設けるとか、業績に貢献してもらったお礼に飲み会にご招待するとか、逆に招待されるとかですね。

会社として業務として必要な行為であれば、会社命令として参加するのも通常業務の範囲内です。

 

もちろん、お酒が飲めない人に強制は出来ないので必ずしも飲み物はアルコールじゃなくても良いはずです。

(^^)美味しい日本茶でお茶会でもいいじゃないですか。

(^^)ケーキバイキングでティーパーティーでもいいじゃないですか。

飲み会の強制参加に残業代が支払われないのは違法なの?

では、強制参加の飲み会が労働時間外に行われる場合はどうでしょう?
通常の業務と飲み会を合わせた時間が、労働基準法で定められた一日8時間の労働時間を超える場合です。

 

飲み会が労働時間として認められるのでしょうか?

 

労働時間とは、労働基準法では「会社の指揮監督下に置かれている時間」をいいます。

それを踏まえると、飲み会の場所・時間が会社から指定されて強制的に参加を命じられた時は労働時間になりますよね。

 

当然、残業代が支払われなければ違法だし、飲み会の費用は会社が負担するべきです。

 

飲み会の参加を断る理由

とはいえ、参加を断るのは難しい、参加せざるを得ないからしぶしぶ参加する事も多いと思います。

 

私が飲み会の参加を断り続けた時は以下のような理由を使いました。

  • 膀胱炎の治療中なので飲み物も食べ物も制限されている
  • 急に親戚が来ることになった
  • 町内の役員会があって参加しないと近所からいじめられる
  • 家族の体調が悪いので夜は出られない
  • 胃腸の調子が悪い
  • 犬を預かっているから早く帰らないといけない

シングルマザーなので「今日は子供を預ける人がいない」も良く使いました。

(*_*)っていうか、シングルマザーに飲み会参加を強制するって、、人でなし?

体調を言い訳にするときは会社で食べる昼食にまで気を使ったりして、私なにやってたんだろう?

 

なんだかんだと言い訳をして、会社を辞める前の数年間は一切の飲み会に参加しませんでした。
そのうち「飲み会には参加しない人」と思われて理由も聞かれなくなりました。

 

まとめ

 

職場の飲み会に参加したくないのに疑問を感じながら参加しているなら、「それは違法だ」と知るだけでも気持ちが楽になりませんか?

参加を断るあなたが悪いのではありません。

飲み会に使う時間とお金を、もっと自分のために有意義につかいませんか?

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