ともぽん
会社員時代に有給休暇の理由を聞かれたり説明するのが嫌でした

2019年から有給休暇の取得が義務化されましたね。

私が会社員だった頃は義務化以前から有給休暇を使いまくっていました。

だって、有給休暇って、労働者の権利じゃないですか。

 

有給休暇ってどんな時に使えるの?

 

私が会社員だった頃、有給休暇について気になることがありました。

それは、会社の人たちが休みを取りたい時に

「こういう理由で休みたいんだけど、有休使っていいのかな?」

という話がよく聞こえてきたことです。

有給休暇というのは会社が定めた公休日の他に、労働者が取得日を決めて休める休日の事です。

だから理由はなんだっていいのです。

遊びに行きたい、旅行に行きたい、一日中寝ていたい、など。

特別な理由は必要ありません。

それなのに、有給休暇を取るときって周囲を納得させる特別な理由が必要な風潮ってありませんか?

体調が悪いとか、通院や検査とか、家族が具合悪いとか。

何か特別な理由がなければ有休を使って休んじゃいけないような雰囲気があったりしますよね。

私の上司には子供の運動会すら休みを取らずに仕事をしている人がいました。

 

有給休暇を取得するときに理由を説明する必要あるの?

特別な理由がなくても取得できる有給休暇なので、当然理由を説明する義務もありません。

義務はないけど、上司や同僚には説明した方が人間関係に波風が立たないとは思いますが。

「病院の検査がある」とか「マンションの設備点検の立ち合い」とか。

差支えなければ話した方が上司や同僚も「あ~そんなんだ。うん、わかった~。」
と言ってくれて心置きなく休めますね。

でもプライベートな理由で言いたくない事もあるし、
そんな時は適当に「家の用事で外せなくて」「大事な用があって」とか、
適当に言っておけばいいと思います。
本当の事じゃなくても嘘でもいいと思います。

本人が言いたくないのに休む理由を追及するのはおかしいですが、そういう上司っていますよね?

私の歴代上司の中で、理由を聞かずに休ませてくれた人はたった一人しかいませんでした。

この人が上司だったときは楽でした。

「この日は有休を取ります。」って申請するだけでOKでした。

 

休む理由によって有給休暇が許可されない事ってあるの?

労働者が有給休暇を申請した時は原則として会社側は申請を拒否してはいけないのです。

なのに、これは私の話じゃなく他部署のワンマン上司の事なのですが

「お前そんな理由で休むのか?!」と部下を怒鳴りつけて、めったな事では有休を取らせない人がいました。

こんな人の部下になってしまった社員は本当に気の毒です。

私ならそれでも休みますけどね。

 

ただ、会社側には正常な業務を続けるために、時季を変更する権利(時季変更権)の行使が認められています。

時季変更権とは、例えば繁忙期や、同時期に複数の社員に有給の取得を希望されることで、
業務に大きな影響が出ると判断される場合、時季を変更させることが出来る権利のことです。

それでも休みたい理由によっては日にちを変更できないこともあります。

その時は理由を正直に話して交渉すればいいと思います。

体調面で治療を急ぐとか、家族の手術とか、その他緊急事態とか、どうにもならない事があります。

会社より大事なことは山ほどあるんだし、

どうしても休ませてくれない鬼のような会社はそうそう無いと・・・思いますけど。

あるんでしょうね、たぶん。

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